【2026年07月22日】NY市場は寄り前軟調、金・原油は一段高——ドル円は163円台でもみ合い
📎 本日朝の展望はこちら:「日経平均、続伸で1,200円超高——半導体需要を意識した買い継続、ドル円は約40年ぶり安値圏で介入警戒」
②背景の一つとして、東京市場で日経平均が前引けに+1,278円93銭(+1.93%)まで買われたのち、後場に急速に失速してマイナス転換したことが挙げられる。半導体関連への戻り待ちの売りが東京市場の重荷になった流れが、NY先物にも波及した可能性がある
③為替はドル円163.12円前後で、朝(163.174円)からやや軟化しつつも163円台でのもみ合いが続いている
④NY金先物は4,121.45ドルとなお高値圏を維持。朝(4,126.22ドル)からはわずかに伸び悩むも、地政学リスクを支えに底堅い
⑤WTI原油は86.02ドルまで一段高(+1.99%)。朝(85.55ドル)からさらに上昇し、本日取り上げる指標の中では最も強い動きとなっている
| 指標 | 現値 | 前日終値比 | 時刻(JST) |
|---|---|---|---|
| NYダウ先物CME | 52,395.00 | -48.00(-0.09%) | 15:19 |
| CFD NYダウ | 52,136.10 | -56.10(-0.11%) | 15:31 |
| CFD ナスダック100 | 28,917.30 | -200.80(-0.69%) | 15:31 |
| CFD S&P500 | 7,489.18 | -19.11(-0.25%) | 15:31 |
| CFD FANG+ | 17,383.50 | -68.30(-0.39%) | 15:31 |
| ドル円 | 163.123円 | -0.032(-0.02%) | 15:31 |
| NY金先物 | 4,121.45ドル | +45.05(+1.11%) | 15:29 |
| WTI原油先物 | 86.02ドル | +1.68(+1.99%) | 15:30 |
| 米10年債利回り | 4.633% | +0.005(+0.11%) | 15:30 |
※先物・CFD値はJST時間帯の時間外気配であり、実際のNY現地取引開始後の値動きとは異なる場合がある。
| 指標 | 朝11:03 | 現在15:31 | 日中の変化 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 163.174円 | 163.123円 | -0.051 |
| NY金先物 | 4,126.22ドル | 4,121.45ドル | -4.77 |
| WTI原油先物 | 85.55ドル | 86.02ドル | +0.47 |
🇺🇸 NYSE・NASDAQ
前日(7/21火曜)の振り返り
7/21のNY市場は3指数がそろって上昇し、NYダウは前日比385.38ドル(0.74%)高の52,224.64ドルで4営業日ぶりに反発。3M・GMなど主要企業決算が軒並み市場予想を上回ったことに加え、前週弱気相場入りしていた半導体株にも自律反発の買いが先行し、ナスダック100(+550.95、+1.93%)・S&P500(+65.92、+0.89%)・FANG+(+178.84、+1.03%)も揃って堅調に引けた。もっとも中東情勢は依然緊迫しており、ホルムズ海峡でのタンカー航行不能などを材料に原油高が続く中での株高だった点には留意が必要だ。
現在(寄り前)の注目ポイント
15:31JST時点の先物・CFDは前日の堅調な引けとは対照的に、そろって軟調に推移している。特にCFDナスダック100は-0.69%と下げが目立ち、CFD S&P500(-0.25%)、CFD FANG+(-0.39%)、CFD NYダウ(-0.11%)、NYダウ先物CME(-0.09%)も軒並みマイナス圏にある。背景として、東京市場で日経平均が前引けに+1,278円93銭(+1.93%)まで買われたものの、後場に入って急速に失速し一時マイナス圏に沈んだことが挙げられる。半導体関連への戻り待ちの売りや韓国KOSPIの伸び悩みが東京市場の重荷になった流れが、NY市場の先物にも一定程度波及している可能性がある。ナスダック100の下げがダウよりも大きいことは、値がさのAI・半導体関連株への戻り待ち売り圧力が、東京だけでなくグローバルに共有されているテーマであることを示唆している。
注目イベント・指標
20:00発表の米MBA住宅ローン申請指数、23:30発表の米週間石油在庫統計が本日のNY市場の材料になりそうだ。7/23にはアルファベット・テスラの決算、ラガルドECB総裁の定例記者会見(21:45)も控えており、AI関連の設備投資姿勢が改めて問われる週になる。
💴 為替(ドル円中心)
本日朝の振り返り
朝は163.17円台でのもみ合いが続き、前日からの小動きにとどまっていた(詳細は本日朝の展望記事を参照)。
現在の注目ポイント
ドル円は163.12円前後まで小幅に軟化しており、朝(163.174円)からはやや円高方向に振れている。日本株が前引けにかけて大幅高となる場面があったにもかかわらず、その後の失速局面でも為替の反応は限定的で、狭いレンジ内での値動きが続いている。株式市場の乱高下ほどには為替が振れていない点は、材料が「国内株の需給要因」に寄っており、マクロ的な円売り・円買い材料が新たに出ているわけではないことを示唆している。
注目イベント・指標
20:00発表の米MBA住宅ローン申請指数のほか、NY市場の株価の値動きに連動した円の短期的な振れにも注意したい。
🥇 貴金属(金)
本日朝の振り返り
朝はNY金先物が4,126.22ドルまで上昇し、中東情勢の緊迫化を背景とした質への逃避買いが続いていた(詳細は本日朝の展望記事を参照)。
現在の注目ポイント
NY金先物は4,121.45ドルとなお高値圏を維持しているが、朝(4,126.22ドル)からはわずかに伸び悩んでいる。米10年債利回りが4.633%とやや上昇していることが、金にとってはわずかながら上値を抑える方向に働いている可能性がある。日本株が大きく乱高下する中でも金相場自体は比較的落ち着いた値動きにとどまっており、地政学リスクを織り込んだ高値圏でのもみ合いという構図に大きな変化はない。
注目イベント・指標
NY市場開始後の米10年債利回りの動向、および中東情勢を巡るヘッドライン次第で、金は引き続き振れやすい展開が予想される。
🛢️ 原油(WTI)
本日朝の振り返り
朝はWTI原油先物が85.55ドルまで買われ、供給不安を織り込んだ買いが続いていた(詳細は本日朝の展望記事を参照)。
現在の注目ポイント
WTI原油先物は86.02ドルまでさらに一段高となり、+1.99%と本日取り上げる指標の中では最も強い動きとなっている。朝からの上昇幅も含め、中東情勢の緊迫化を織り込んだ買いが一貫して続いている格好で、日本株や米国株先物が軟調な中でも原油相場は上昇基調を崩していない。背景には、ホルムズ海峡でイラン革命防衛隊がタンカー2隻の航行不能を発表したこと、米中央軍によるイランへの攻撃が続いていること(22日未明時点で10夜連続)、フーシ派がサウジアラビア向け海上封鎖を表明していることなど、供給不安につながる具体的なヘッドラインが積み重なっている点がある。
注目イベント・指標
23:30発表の米週間石油在庫統計に加え、ホルムズ海峡・紅海を巡る動向次第では、NY市場開始後も急変動する可能性がある点には注意したい。
- 当ブログ「日経平均、続伸で1,200円超高——半導体需要を意識した買い継続、ドル円は約40年ぶり安値圏で介入警戒」(2026年7月22日)
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年7月22日15:31時点の市況数値を参照)
- 日本経済新聞「日経平均、一時1300円高から急失速 半導体株買いの勢い続かず」(2026年7月22日)
- 日本経済新聞「東証後場寄り 日経平均は上げ幅縮小 買い材料欠ける」(2026年7月22日)
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