【2026年7月28日】日経平均、まさかの2,566円安(▲3.95%)——AI株安「第2弾」、韓国KOSPIはサーキットブレーカー発動、キオクシアはストップ安
📅 2026年7月28日(火)東京市場引け後(15:45時点)
📎 本日朝の展望はこちら→「NY続伸も半導体に激震——中国製DUV露光装置の報道でASML8%超安・エヌビディアも5%安、日経225先物は夜間で1.5〜1.9%安」
📎 本日朝の展望はこちら→「NY続伸も半導体に激震——中国製DUV露光装置の報道でASML8%超安・エヌビディアも5%安、日経225先物は夜間で1.5〜1.9%安」
📌 本日のポイント
①日経平均は前日比2,566.27円(▲3.95%)安の62,364.92円と大幅反落。下げ幅は一時3,000円を超え、朝方の展望記事で警戒していた半導体装置株安・エヌビディア資金調達懸念の流れがそのまま直撃する形となった②震源地は韓国。KOSPIはサイドカー・サーキットブレーカーが相次いで発動する急落となり、サムスン電子が7〜9%安、SKハイニックスが9〜11%安と急落。中国のDUV露光装置量産報道とエヌビディアの循環取引懸念が引き続き重荷に
③NY市場はまだ取引開始前。CFD・先物はナスダック100・FANG+が明確なマイナス圏、ダウは横ばいと、昨日とは逆の「リスクオフ濃厚」なスタートが意識されている。金・原油はともに下落しており、典型的な質への逃避というよりポジション調整的な色合いが強い
1️⃣ 日経振り返り
| 指数・銘柄 | 値 | 前日比 |
|---|---|---|
| 日経225 | 62,364.92 | ▲2,566.27(▲3.95%) |
| CFD日経225 | 62,319.30 | +9.80(+0.02%、15:45) |
| 225先物 大取mini | 62,405.00 | ▲2,750.00(▲4.22%) |
| 225先物 大取ラージ | 62,400.00 | ▲2,770.00(▲4.25%) |
| 225先物 SGX | 62,480.00 | ▲2,570.00(▲3.95%、15:35) |
| 225先物 CME円建て | 62,440.00 | ▲1,615.00(▲2.52%、15:34) |
| 225先物 CMEドル建て | 62,535.00 | ▲1,565.00(▲2.44%、15:32) |
※日本225レバレッジは▲8.12%、日本ダブルインバは+8.12%(いずれも07/28)と、レバレッジ型ETFの値動きにもリスクオフが色濃く表れている。
28日の東京市場は取引開始直後から大きく売られる展開に。前日のNY市場での半導体株安(エヌビディアの資金調達懸念、ASML・アプライドマテリアルズなど半導体装置株の急落。詳細はこちらの解説記事参照)を引き継ぎ、加えて韓国市場でサムスン電子・SKハイニックスが急落しKOSPIでサイドカー・サーキットブレーカーが発動されたことで、「AI株安の第2弾」と形容される全面安商状となった。下げ幅は一時3,000円を超え、節目の6万2,000円を割り込む場面も見られた。
東証プライムの値上がり銘柄数は478、値下がりは1,043、変わらずは31と値下がりが大幅優勢。日経平均のマイナス寄与度トップはアドバンテストで692.7円の押し下げ、次いで東京エレクトロンが691.9円、キオクシアホールディングスが234.65円(制限値幅の下限=ストップ安水準まで売り込まれた)、ソフトバンクグループが189.87円、イビデンが123.7円と続いた。一方、プラス寄与度トップはファーストリテイリングで207.57円の押し上げ、コナミグループ・KDDI・中外製薬・ソニーグループも上昇に貢献し、値がさ半導体株の重さを内需・ディフェンシブ系の一角が支える構図となった。業種別では33業種中11業種が値上がりし、小売業・空運業・陸運業が堅調な一方、非鉄金属・電気機器・金属製品が値下がり上位となった。なお、CFD日経225は15:45時点でプラス転換しており、引け後にやや自律反発の動きも見られる。
東証プライムの値上がり銘柄数は478、値下がりは1,043、変わらずは31と値下がりが大幅優勢。日経平均のマイナス寄与度トップはアドバンテストで692.7円の押し下げ、次いで東京エレクトロンが691.9円、キオクシアホールディングスが234.65円(制限値幅の下限=ストップ安水準まで売り込まれた)、ソフトバンクグループが189.87円、イビデンが123.7円と続いた。一方、プラス寄与度トップはファーストリテイリングで207.57円の押し上げ、コナミグループ・KDDI・中外製薬・ソニーグループも上昇に貢献し、値がさ半導体株の重さを内需・ディフェンシブ系の一角が支える構図となった。業種別では33業種中11業種が値上がりし、小売業・空運業・陸運業が堅調な一方、非鉄金属・電気機器・金属製品が値下がり上位となった。なお、CFD日経225は15:45時点でプラス転換しており、引け後にやや自律反発の動きも見られる。
2️⃣ NYSE・NASDAQレビュー
| 指標 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NYダウ(7/27引け) | 52,210.08 | +262.83(+0.51%) | 7/27引け |
| CFD NYダウ | 52,235.60 | +0.40(0.00%) | 15:45 |
| ナスダック100(7/27引け) | 28,039.21 | ▲89.13(▲0.32%) | 7/27引け |
| CFD ナスダック100 | 27,770.60 | ▲279.00(▲0.99%) | 15:45 |
| S&P500(7/27引け) | 7,413.18 | +1.20(+0.02%) | 7/27引け |
| CFD S&P500 | 7,392.69 | ▲21.88(▲0.30%) | 15:45 |
| FANG+(7/27引け) | 16,908.91 | +84.42(+0.50%) | 7/27引け |
| CFD FANG+ | 16,794.10 | ▲115.00(▲0.68%) | 15:45 |
※CFD・先物値はJST時間帯の時間外気配であり、実際のNY現地取引開始後の値動きとは異なる場合がある。
前日(7/27)のNY市場はダウが3日続伸した一方、中国のDUV露光装置量産報道とエヌビディアのOpenAI向け資金保証(約2,500億ドル)報道を受けた半導体・AI関連株の急落でナスダック100は続落した(詳細はこちらの解説記事参照)。15時台のCFD・先物は、ダウがほぼ横ばい(0.00%)にとどまる一方、ナスダック100(▲0.99%)・FANG+(▲0.68%)は明確なマイナス圏で推移しており、アジア市場での半導体株連鎖安を受けた警戒感が時間外にも波及している。米10年債利回りは4.61%前後まで低下しており、株式市場のリスクオフを受けた質への逃避的な債券買いがうかがえる。今夜のNY市場は、韓国・日本発の半導体株安がどこまで米国株に波及するかが最大の焦点となりそうだ。
3️⃣ 為替(ドル円)
| 通貨ペア | 現在値 | 前日比 | 時刻 |
|---|---|---|---|
| ドル円 | 163.689 | ▲0.037(▲0.02%) | 15:45 |
| ユーロドル | 1.1369 | +0.0003(+0.03%) | 15:45 |
| 米10年債利回り | 4.6090% | ▲0.0320(▲0.69%) | 15:44 |
ドル円は163円69銭前後で小動きにとどまっており、アジア株式市場の大幅な混乱にもかかわらず明確な方向感を欠いている。本来であればリスクオフ局面で円買いが強まりやすいが、政府・日銀による円買い介入への警戒感の裏返しとして、市場が積極的な円ロングを避けている可能性がある。米10年債利回りは4.61%前後まで低下しており、株安を受けた質への逃避的な債券買いがドルの重荷となる一方、ドル円自体はレンジ内の値動きにとどまっている。
4️⃣ 貴金属(ゴールド)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| NY金先物 | 4,051.30 | ▲25.70(▲0.63%) | 15:43 |
| CFD金 | 4,049.10 | ▲28.80(▲0.71%) | 15:45 |
株式市場が大荒れとなる中、金はむしろ下落しており、典型的な「質への逃避」とは逆の値動きとなっている点が目を引く。前日に付けた4,098ドル近辺からの反落で、株安局面での証拠金確保やポジション調整目的の換金売りが出ている可能性がある。米長期金利の低下(4.61%前後)は本来金にとって支えとなるはずだが、目先は株式市場の混乱に伴う流動性確保の動きが優勢となっているようだ。
5️⃣ 原油(WTI)
| 銘柄 | 値 | 前日比 | 時点 |
|---|---|---|---|
| WTI原油先物 | 80.97 | ▲1.64(▲1.99%) | 15:44 |
| CFD原油 | 80.27 | ▲0.90(▲1.11%) | 15:45 |
月曜に前週末比7.5%の急落を演じたWTIは、本日も続落し80ドル台前半まで値を切り下げている。トランプ大統領のイラン攻撃見送りを受けた戦争プレミアムの巻き戻しが継続しているとみられ、地政学リスクよりも需給・景気懸念(世界的な株安による景気減速観測)が意識され始めている可能性がある。中東情勢のヘッドライン次第では反発リスクも残るが、目先は続落基調が優勢だ。
📚 主な出典
- 当ブログ「NY続伸も半導体に激震——中国製DUV露光装置の報道でASML8%超安・エヌビディアも5%安、日経225先物は夜間で1.5〜1.9%安」
- 世界の株価リアルタイムチャート(nikkei225jp.com、2026年7月28日15:45時点の市況数値を参照)
- 株探ニュース「日経平均28日大引け=反落、2566円安の6万2364円」(2026年7月28日)
- 日本経済新聞「日経平均終値2566円安、韓国発AI株安再び キオクシアがストップ安」(2026年7月28日)
- 日本経済新聞「日経平均株価6万2000円下回る 一時3000円超安、半導体株売られる」(2026年7月28日)
- ニューズウィーク日本版(ロイター)「韓国KOSPIが7%急落、世界的な半導体株売りで」(2026年7月28日)
- BigGoファイナンス「韓国KOSPIが8%急落、サーキットブレーカー発動…サムスン・SK hynixも10%前後急落」(2026年7月28日)
- nikkei225jp.com(リアルタイム225先物・世界の株価チャート、2026年7月28日15:45時点)
✍️ 執筆者/ぱぶちゃん|投資歴6年
ファンダメンタルを事実ベースで解説するブログを運営中。相場の「なぜ?」を一緒に考えましょう。たまにチャート分析もします。ナンピンは得意です。/X(旧Twitter):@pablo29god
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【免責事項】本記事は情報提供を目的としたものであり、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。投資に関する最終決定はご自身の責任で行ってください。本記事に含まれる情報は執筆時点(2026年7月28日15:45頃)のものであり、その後の値動きにより内容が変化する可能性があります。また、本記事は特定の立場や見解を代表するものではなく、事実と考察は本文中で区別しています。NY市場はまだ開始前であり、実際の値動きは今後の続報でお伝えします。
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